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セールスマンを味方につけよう!

軽自動車を新車で購入する際、ユーザーの担当窓口はディーラーのセールスマンとなります。

軽自動車購入まではいろいろな手続きやディーラー側の在庫状況、そして値引き交渉まで専門的な知識が必要となるので、セールスマンの知識は欠かせません。

とくに値引きに関しては、車種や時期、ディーラー側の売上状況などさまざまな要素が絡んでくるため、セールスマンがユーザー視点に立てるか否か、それだけでも値引き幅が大きく異なってきます。

ここではセールスマンを味方につける方法を紹介しているので、それらの情報を参考にしてセールスマンと上手なコミュニケーションを図り、少しでも安く軽自動車を手に入れてください。

セールスマンを味方につけた値引き交渉術

軽自動車の値引き交渉をするときに、「おれは客だ。値引きしてくれなきゃ買わね〜ぞ!」なんて横柄な態度で接している人いませんか?

これははっきりいって全然ダメです。もっと賢くいきましょう(^^;)

まず1つ言えるのは、車というのは1度買ったら、車検や整備・アフターサービスなどで、今後もお店と付き合っていかなくてはなりません。

1台目を購入したお店で2台目3台目と、同じお店で購入することはよくある話です。高い買い物ですので、一番に信頼関係が大事ですから...。

セールスマンの心情として、末永く付き合っていきたいというのがあるので、 横柄な客だと「この人と付き合っていきたくないな。早く帰ってくれないかな。」という心情になってくるわけです。当然、値引きはあまりしてくれません。

もう1つはセールスマンの上には、営業所長(店長)がいます。いわゆるお店のTOP(管理職)です。

車種によって、それぞれセールスマンの独断で値引きできる額が決まっているのですが、値引きの上限額を超える値引きをする場合は、営業所長(店長)の承諾をもらう必要があります。

セールスマンは、営業所長(店長)とお客さんをつなぐパイプ役になって、値引きを頼んでくれるのです。

このときのセールスマンの頼み方によって、さらなる値引きをしてくれるか否かが決まります。

例えば、「店長、あのお客さんなんですが値引きして当たり前だろと言われておりまして...。」の頼むのと、「店長、あのお客さんなんですけど、あと3万円安ければなんとか購入予算に届くそうなんですが...。」と頼むのでは、店長の受け取り方も違いますよね。

よって、セールスマンは敵でもなんでもなく、ある意味味方なんですね。セールスマンもお仕事ですから、ビジネスライクな部分もありますが、決して横柄に接することなく、常識的な態度で接することが大切です(^v^)

値引き交渉するなら軽自動車専門ディーラーへ!

軽自動車の値引き交渉を行う場合、軽自動車専門のディーラーへ出向いた方が効果的です。

OEM供給を受けているメーカー、大手のトヨタや日産などの場合、軽自動車販売は顧客獲得のためのエントリーカー、または既存の顧客のセカンドカーとして販売している面があり、積極的に軽自動車の販売を行っていません(日産はNMKVで開発したデイズシリーズだけは積極的に販売しています)。

OEM供給を行っているダイハツやスズキにしても、OEM先のメーカーが供給側よりも販売台数が多くなっては困るし、さらにその理由が供給元よりも値引き幅が大きいことにあった場合はOEM関係が崩れてしまう可能性があります。

またOEM関係は販売する側が完成した車種を在庫とできるので開発製造コストを必要としませんが、その分、供給側に仕入れ分の代金を払わなければならず、その差額の粗利からメーカー、ディーラー、営業マンの利益を算出しなければなりません。

当然、軽自動車専門ディーラーよりもOEM販売しているディーラーの方が利益は少なくなるので、値引き幅も求めるのが難しくなります。

トヨタに限っては、ディーラーのショールームに展示車両がないばかりか、パンフレットを置いてないところもあり、実際、セールスマンには積極的に軽自動車を販売しないように、と通達しているディーラーもあります。

新車を販売する時はマスコミをフルに使ってイメージ浸透のための宣伝戦略を行いますが、軽自動車に限っては大々的なCMを流すこともなくネットでの広告に留まっています。

ただし、新車では軽自動車ディーラー系の方が値引きを行いますが、中古車になるとOEMを受ける側の方がネームバリューは低くなるので車両本体価格もやや低くなり、値引き幅も広がることが期待できます。

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