N-WGNの中古車お買い得グレード！

N-WGNはスーパーハイトワゴンのカテゴリー

ホンダの人気軽自動車、N-BOXの派生車種となるN-WGNですが、N-BOXと似たボディ形状であることから違いがはっきりしない、というユーザーの声も多く上がっています。両車の最大の違いは車内スペースの使い方です。

N-BOXの全高が1780mmであることに対してN-WGNは1655mmとやや低く、N-WGNにはスライドドアも装着されていません。ただし後部席に関してはN-WGNがスライド可能で荷室を広く取れることに対して、N-BOXはアレンジできるものの荷室が狭くなります。

したがって小さな子供がいるけれど居住性を優先したい人にはN-BOX、ユーティリティを求める人にはN-WGNが向いているといえます。

もっと簡単に言うとハイトワゴンとスーパーハイトワゴンの違いで、他の軽自動車メーカーは車種別にはっきりと区切っているので分かりやすく、スズキのスペーシアやダイハツのタントがN-BOXのライバルとなり、N-WGNはワゴンRやムーヴのカテゴリーに属します。

ネーミングにN系を用いたことから違いの浸透性が低く、ワゴンRやムーヴに比べると中古車市場ではやや車数が少ない傾向となっています。

N-WGNのグレードはベースモデルの「G」に装備を加えた形で表記されており、プラズマクラスター技術を搭載しフルオートコンディショナーなどを装備した「G・Lパッケージ」。

インパネにシルバーガーニッシュを装備して豪華仕様にした「4G・スタイリッシュパッケージ」、2600回転で最大トルクを発揮する47kW（64PS）の「G・ターボパッケージ」の4タイプがあります。

これらとは別に、2014年5月に特別仕様車としてGをベースにした「コンフォートパッケージ」が発売されました。これは「G・Lパッケージ」に匹敵する装備が設定されているので、中古車市場でN-WGNのお買い得グレードはこの「コンフォートパッケージ」となります。

年式が新しいので走行距離も少なく、2014年登録モデルで走行距離100km以下の場合、100～110万円が相場の中心価格帯となっており、新車販売価格から約15～25万円の下落幅となっています。ベースモデルのGでも相場価格はほとんど変わらないため、お買い得感は十分に味わえます。

走行性能を求める人にはどうしてもハイスペックの「Gターボ」に魅力を感じてしまいますが、ノンターボ・エンジンでも最高出力は軽自動車トップクラスの43kW（58PS）あり、日常的な運転ではまったくストレスを感じさせないパワーを持っています。

むしろ最大トルクは4700回転、最高出力は7300回転という高回転域で発揮する設計だけに、気持ちよく吹け上がるエンジン性能にホンダらしさを感じ取ることができます。

最近の軽自動車は車体価格が普通車並みに高くなっていますので、保証付きの優良中古車を選ぶ方が増えています。

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