車検に通らない車（改造車）について - 軽自動車車検

車検に通らない場合がありますが、それはなぜ通らないのでしょうか。

車の整備が不十分であるために不合格となることも多いのですが、そのほかに多いのは改造によって保安基準を満たしていないために不合格となるケースです。

違法改造と知らずに改造を施した結果、車検に通らないという人もいるため、純正でない場合には必ず保安基準を満たしているかどうかチェックする必要があります。ここでは、車検に通らない改造について詳しく解説しています。

改造している車でも、車検に通るものと通らないものがあります。

車検のときだけ純正に戻す人もいますが、そういう改造はやめておきましょうね（＾＾；）

車検でよくひっかかる改造を下記にまとめてみました。

車検に通らない改造まとめ！

よくあるのが、違法改造と知らずにパーツを取り付けていて車検に不合格になった！という場合です。

軽自動車はカスタムも活発ですから、マフラーやエアロパーツ、ホイールなどのカスタムショップもたくさんあります。

保安基準に適合しているカスタムパーツは、「保安基準適合」とか「車検ＯＫ」などの文言か書かれていますので、こういった文言を参考に改造すれば、車検でも間違いなく合格します。

改造で注意すべきこと

カスタムパーツを付けている場合には車検に通らなくなる可能性がありますが、その点に関してもう少し掘り下げてみましょう。

車検が通らない改造で、最も多いものはタイヤによるものでしょう。特に若い人に多いのですが、ドレスアップの一環で大口径のホイールを車に履かせることがあり、そのためにタイヤが車体からはみ出してしまって車検に通らないケースが目立ちます。

それ以外は、ひび割れと劣化を除けば、基本的にどのような種類のタイヤを履いていても問題ありません。もちろん、スタッドレスタイヤでも車検に通ります。とにかく注意すべきは、車体からタイヤがはみ出した状態であり、そのような状態では車検には絶対に通りません。

他にも、窓ガラスのフィルムなども車検の時には注意したいものです。フルスモークの車は間違いなく車検に通りません。フィルムに関してはかなり細かい規定があり、透過率が一定の基準に達していなければ車検をクリアすることは出来ません。

リアガラスにフィルムを貼る場合は問題ありませんが、フロントにフィルムを貼っている車は要注意です。仮に基準を満たしているフィルムを貼っていたとしても、際どい場合には検査官の裁量で落とされることがあるので注意しましょう。

その他にも、車の社外エアロやマフラーなども車検の前には保安基準を満たしているか、予めチェックしてくべきです。

最近では車のヘッドライトを自分でハロゲンバルブからHIDに付け替えている人が多いですが、これも車検の時に少しでも色が青みがかっていると、検査官によっては車検に通さないことがあります。

車検に通るHIDバルブの上限は8000ケルビンまでなので、もしそれに近い人は二度手間を防ぐためにも、車検の時にはハロゲンバルブに戻しておいた方がよいでしょう。

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