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軽自動車の中古車を購入する際に気を付けたい4つの注意点

中古車

現在、中古車市場でもっとも人気を集めているのが軽自動車です。

豊富な車数が流通しており、用途に適した軽自動車を探すことができる反面、車種のクオリティは玉石混交状態といえます。

気に入った1台が見つかったとしても、そのクオリティをしっかりと確認しないと、購入後に後悔するばかりか、安全面にも影響が及びます。細部までしっかりとチェックし、納得してから購入することをお勧めします。

こちらのページでは軽自動車の中古車を購入する際に気を付けたい4つの注意点について説明いたします。

1.ボディ回りに歪みはないか?

車はボディ回りを見るだけでも状態を確認することができます。チェックする際は雨の日や夜間を避け、できるだけ明るい日中を選んでください。ベストの天候はボディに陰影がつきにくい薄曇りです。

1-1.外板部分の歪みを確認する

外板部分とはボンネットやドア、トランクやフェンダーなどモノコックに装着される露出した部分です。

走行距離が短く、修復歴のない車種であればほとんど問題になることはありませんが、カスタム系やSUV系で走行距離がある程度伸びている車種になると、事故を起こしていなくても走行状態次第ではモノコックに歪みが出ることもあります。

この歪みが生じると外板部分の隙間(チリ)、たとえばフェンダーとボンネットのチリが左右非対称だったり、不均等だったりします。歪みの度合いや車両価格にもよりますが、わずかでも歪みがあれば避けた方が賢明です。

1-2.塗装の均一性を確認する

外板部分の修復はほとんどの場合、修復歴に含まれません。

しかし衝突などによって外板部分を交換すると、わずかに塗装の色が変わってくることがあります。見る角度をいろいろ変えて塗装が均一であることを確認してください。

1-3.サビを確認する

たとえ走行距離の少ない車種でも寒冷地や海辺の地域で使用され、前所有者のメンテナンスが悪いと小さなサビが生じます。

とくにサイドシル(ボディ下部)のジャッキアップポイント周辺やトランク内のカーペットの下などをチェックしてください。小さなサビでも鋼板の中まで浸透していると高い修理費が必要になります。

2.内装は快適性が保たれているか?

内装のチェック目的は快適性です。大手の中古車販売店であれば再販する前に車内のクリーニングを行いますが、それでも車内には年数の経過とともに、その車特有の跡が残っています。

車内で過ごす時間を考え、快適性が確保できる内装の車を選んでください。

2-1.匂いを確認する

車内が無臭ということはあり得ません。これは新車、中古車に関わらず言えることですが、問題はその匂いが快適性を阻害しないか、という点です。

とくに中古車になると、前所有者の使い方で不快な匂いが残っていることがあります。

また芳香剤の強い匂いがする場合、不快な匂いを消すための手段として使われた可能性があるので、車内の換気を十分に行った後、再度、車内の匂いを確認してください。

車内の匂いを消すための清掃は個人で行うと大変な手間がかかり、プロに頼めば費用が発生します。不快、と感じたら避けた方が賢明です。

2-2.エアコンを確認する

エアコンのチェックは車内の不快な匂いの原因を探ることと同時に、効き具合によってはエアコンベルトやバッテリーの劣化まで知ることができます。

エンジンをかけてエアコンのスイッチを最大にし、匂いと効き具合を確かめてください。カビ臭い場合の原因はエバポレーターやエアコンフィルターに問題があります。

購入を前提にするなら、販売店に交換を頼んでみることをお勧めします。

2-3.シートのへたりを確認する

最近の軽自動車のシートは厚みが増して快適性が向上しています。それでも普通車に比べると座席のサイズが小さい分、前使用者の体型にもよりますが、ヘタリが早くなっています。

座席に座り、適度な反発力があれば問題ありませんが、座った瞬間に身体が沈み込む、あるいはクッションを感じないようであれば購入の見直しを検討してください。

このシートチェックは運転席だけでなく、助手席や後部席も必要です。

3.走行性能に問題はないか?

走行性能のチェックは中古軽自動車を購入する際にもっとも気を付けたい注意点です。購入前は試乗するのがベストですが、購入に際して車検を取る車種の場合、試乗できません。

ただし、走行性能に関しては試乗しなくてもある程度のことはチェックできます。車にあまり詳しくない人は、詳しい人に同行してもらうといいでしょう。

3-1.エンジン音を確認する

ボンネットを開けてエンジン音を外から確認します。その際、エンジンのかかりが悪いようであればセルモーターや電気系統が弱っている可能性があります。

またエンジンがスムーズにかかっていたとしてもアイドリングが不安定な場合は燃料ポンプや点火系統に不安材料を抱えている可能性があるので、購入するのであれば販売店側に再整備を依頼しましょう。

エンジンがかかった後、特別に異音もなく静粛性が保たれていればベストです。

3-2.サスペンションを確認する

サスペンションはカーブや急ブレーキを踏んだ時に車の挙動を安定させる重要な機能を持っているので、必ずチェックしてください。方法としては、まずボディを軽く揺すってみる、あるいはバンパー部分を押し下げてみます。

その時、反動が1度、または2度で収まれば問題ありませんが、3度以上も揺れているような状態ではサスペンションのショックアブソーバーがヘタっている可能性が考えられます。

よほどヘタっていない限りは走行に影響が出ることはありませんが、荷物を積む、あるいは大人数(といっても軽なので4人までですが)を乗せる機会の多い人は購入再検討の余地があります。

3-3.ブレーキを確認する

走行できなくてもブレーキのチェックをすることができます。

まずエンジンをかけ、次にブレーキペダルを踏みます。その際、踏み応えが弱く、フロアまで簡単に踏み抜くことができてしまうとブレーキフルードの液漏れや空気、水の混入が考えられるので購入は見送った方が賢明です。

また最近の軽自動車はパーキングブレーキを足踏み式にしている車種が多くなりましたが、いずれにしても機械式である点は同じなので、こちらも要チェックです。

あまり踏み応えが大きいと緊急時、非力な踏み方では作動しない可能性もあるので販売店に要請すれば踏み応えを調整してくれます。

4.購入後の保証期間はあるか?

上記のようなチェックを行っても万全ではありません。現在の車はコンピューター化が進んでおり、部品数が圧倒的に多くなっているので実際に走行してみなければ不具合を確認できない場合があります。

そんな時に必要なのが購入後の保証です。最低でも購入後1ヶ月以上の無料保証のある車種を選んでください。

4-1.新車保証を確認する

新車には購入時「3年以内、もしくは5万km以内」などのメーカー保証がついています。この保証は消耗品以外のほとんどの部品が対象となり、中古車であっても期間内、もしくは走行距離内であれば適用されます。

比較的新しい中古車を購入するのであれば、新車保証のある車種を選んだ方が安心です。

4-2.販売店保証を確認する

新車保証が切れている車種でも販売店側が独自に保証をつけている場合があります。

購入後、実際に走行した時に車の挙動がおかしい、ブレーキの効きが悪いなどの不具合があった際、販売店保証がないと実費で修理しなければなりません。

ただし保証内容は販売店によって異なるので、必ず事前に内容を確認しましょう。

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