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軽自動車の総合比較人気ランキング!【2018年版】

モータージャーナリスト 金子
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  • モータージャーナリスト 金子

2017年年度の軽乗用車販売台数は約145.4万台で2016年度を約8.7%上回りました。2014〜2016年まで3年連続でマイナスだっただけに軽自動車業界には明るい話題といえます。

もっとも、軽乗用車販売台数の歴史を見ると2012〜2013年がそれぞれ182.1万台、176.0万台と突出していただけに2017年の販売台数や伸び率は少なく感じますが、140万台以上を売り上げた年が数えるほどしかないことを考えると軽自動人気は依然、好調といえます。

ただし、販売台数で一喜一憂する時代ではなくなってきてきるのも事実です。欧州ではすでに環境保全のため自動車を電気化する動きが早まっており、日本の各メーカーも対応を急いでいます。

軽自動車は日本国内でガラパゴス化しているといっても、軽自動車だけガソリンエンジンを搭載し続けるわけにはいきません。今後、どのような軽自動車を開発していくべきなのか?軽自動車業界全体で考える問題が眼の前に迫っています。

人気ランキング【1〜10位】

人気ランキング上位は依然としてスーパーハイトワゴンが占めています。なかでもホンダのN-BOXは2017年8月にフルモデルチェンジを行い、盤石の地位を築くことに成功しました。

2017年暦年では軽自動車だけでなく登録車(普通車や小型車)を含めた販売台数で第1位を獲得しています。これはホンダにとって2002年のフィット以来のことです。

N-BOXを始め、スーパーハイトワゴンは子育てママに向けた装備を充実させていることが特徴です。それらの車種が人気ランキングの上位を占めるということは、軽自動車のニーズがセカンドカーとしてではなく、若年層家族のファーストカーになっていることが分かります。

経済性や税制優遇に優れた軽自動車が子育てママから人気を集める状況は当分、続きそうです。

1位 ホンダ N-BOX

ニーズ

とにかく人気No.1の軽自動車に乗りたい

概要
メーカー ホンダ 車名 N-BOX
JC08モード燃費 23.4〜27.0km/L エコカー減税 20〜50%
主要スペック
全長 全幅 全高 最小回転半径
3395mm 1475mm 1790〜1815mm 4.5〜4.7m
室内長 室内幅 室内高 車両重量
2240mm 1350mm 1400mm 890〜1000kg
新車価格 中古車相場価格
138.5〜182.6万円 79.9〜135.0万円

2011年11月の登場以来、それまで軽自動車業界を二分していたスズキとダイハツの双璧を崩して販売台数トップを堅持しているのがホンダのスーパーハイトワゴン、N-BOXです。

ホンダ独自の技術、センタータンクレイアウトを採用して室内空間を広げ、子育てママに嬉しい装備を充実させたことが人気につながりました。

2017年8月にはフルモデルチェンジを実施しています。現行モデルとなる2代目のエクステリアは初代のキープコンセプトなので大きな変化は見られませんが、インテリアや走行性能、安全性能は大幅に向上されています。

とくに予防安全装置はホンダの最新技術が盛り込まれたHonda SENSINGが全グレードに標準装備されました。2017年暦年における販売台数は約21.8万台で、3年連続軽自動車部門でNO.1を獲得しています。

ホンダらしい独創性に富んだN-BOXの内装

初代よりも格段に進化したのが内装です。専用プラットフォームを刷新したことで室内は全高だけでなく全長も改善されて2240mmを確保、2.0Lミニバン並の前後席空間を実現できたことにより、後部席に大人が座っても足元に広い余裕が生まれました。

助手席のスーパースライド仕様はスライド幅が570mm、後部席は左右独立で170mmスライドするため、この2つを組み合わせると室内空間を自在にアレンジできます。

初代で販売されていた、後部席に車椅子を乗せられるN-BOX+(プラス)はカタログ落ちしましたが、それに代わってN-BOXにスロープ仕様が追加されています。

後部席背もたれを前倒させ、フラットな床面にスロープが連結する仕組みで車椅子だけでなく普段使いでも便利な装備となっています。福祉車両を身近な存在にしていることから、ホンダの軽自動車に対する将来的な取り組みが見えます。

新型エンジンで燃費効率トップクラスを実現したN-BOX

走行性能面でも大きな改良が見られます。エンジンは初代に搭載したS07A型の改良モデル、S07B型に代わっています。ホンダが普通車クラスのエンジンに採用している可変バルブタイミング機構、i-VTECを備えたことやロングストローク化したことで燃費性能と加速性能を両立させました。

最高出力43kW(58PS)は軽自動車自然吸気エンジンの中でトップ数値、JC08モード25.8km/Lもスーパーハイトワゴンではトップクラスの燃費効率となっています。

スーパーハイトワゴンは全高1.7m超なのでコーナーや強風の中を走行すると、どうしても重心バランスや風の影響で不安定になりがちです。

これを防ぐのがアジャイルハンドリングアシストです。ステアリングの操作に応じて4輪のブレーキを自動制御、車体の挙動を安定させます。その他、ステアリングギアレシオの最適化も行われており、運転のしやすさも向上しています。

アメリカンな雰囲気を持つN-BOX SLASH

N-BOXには共通のプラットフォームを使った派生車種がいろいろあり、そのひとつがN-BOX SLASHです。N-BOXのルーフ部分を大胆に切り取り、全高を1.6m超にしてサイドウインドウの面積を小さくしたエクステリアが特徴で、クーペのようなデザインしています。

インテリアも外観に劣らず個性的で、ダークスタイルやグランドスタイルなど6パターンから選ぶことができます。もっとも派手なダイナースタイルはシートやドアトリムをレッドに配色、さらにシート一部やインパネにはチェッカー模様が入っています。

かなりポップな装飾となっており、アメリカンなカスタムの雰囲気を味わいたいユーザーに最適な内装です。なお、搭載しているエンジンや走行性能はN-BOXと同一仕様です。

車種について詳しく ⇒ N-BOXの評価記事

2位 スズキ スペーシア

ニーズ

個性的なスーパーハイトワゴンに乗りたい

概要
メーカー スズキ 車名 スペーシア
JC08モード燃費 26.4〜30.0km/L エコカー減税 25〜75%
主要スペック
全長 全幅 全高 最小回転半径
3395mm 1475mm 1785mm 4.4m
室内長 室内幅 室内高 車両重量
2155mm 1345mm 1410mm 850〜920kg
新車価格 中古車相場価格
127.4〜158.9万円 65.5〜129.9万円

スズキのスーパーハイトワゴン、スペーシアは2017年12月のフルモデルチェンジ以降、着実に販売台数を伸ばしています。2018年は4月までの段階で約5.5万台を販売、N-BOXに次いで2位となっており、前年累計比133.2%を記録しました。

先代モデルはスーパーハイトワゴンとして後発であり、しかも個性が薄かったこともあって販売台数は伸びませんでしたが、2代目は個性的なエクステリアに加えて軽自動車初となるハイブリッドシステムを搭載したことが人気につながっています。

また先行するN-BOXを意識して室内空間を格段に広げました。スズキの新型プラットフォーム、HEARTECTの採用が室内空間の向上や燃費性能に大きく役立っています。

スペーシア最大の魅力は燃費効率が良いハイブリッドシステム

スペーシア最大のセールスポイントは燃費効率の良いハイブリッドシステムです。まったく新しい技術ではなく、従来のモデルに搭載していたS-エネチャージを進化させていることが質実剛健のスズキらしい点です。

マイルドハイブリッドと呼ばれるスズキ独自のシステムはモーター機能付き発電機(ISG)が減速時に働く回生エネルギーを電気に変えて専用バッテリーに蓄電、アイドリングストップ時は電装部品の電源を供給し、発進や加速時にモーターがエンジンをアシストするだけでなく渋滞時や車庫入れ等で使うクリープ走行をモーターだけで可能にしました。

一般的にハイブリッドシステムを搭載すると車重が増えるのですが、マイルドハイブリッドはパワーユニットがコンパクトであることに加え、HEARTECTの採用で重量が抑えられています。これらの機能によってJC08モードはスーパーハイトワゴンでもっとも優れている最高30.0km/Lを記録しました。

大型エアコンルーバーが装備されたスペーシアの内装

エクステリアはスーパーハイトワゴンの主流となっているキャビンとショートボンネットのBOXフォルムを踏襲しているものの、そのデザインを個性的にしてライバル車との差異化を図っています。エッジ部分に丸味を与えて全体的に柔らかなイメージにまとめており、ドアをサッシュ式ではなくプレス式にしたことで平坦になりがちな両サイドにアクセントを加えました。

インテリアも一新、初代の面影はまったくありません。インパネ回りはスズキらしいシンプルなレイアウトですが、ダッシュボードと段差をつけて前部席の開放感を高めるなどデザイン的な工夫が随所に見られます。メーターパネル左側には大型のエアコンルーバーが装備されています。

つまみを回すだけで風量を調整できたり拡散できたりと使い勝手の良い設計になっています。

スペーシアのカスタムはシャープな迫力顔

柔らかなイメージを持つベーシックモデルとの棲み分けを狙って販売されているのがカスタムです。大きく異なっているのはフロントマスクです。アッパーグリルの面積を大きく取り、ヘッドライトから囲むようにして太いシルバーモールを加飾しました。

またバンパー左右のエッジを効かせてシャープな顔つきにしています。ベーシックモデルのフェイスマスクはライバル車との差異化を図ったデザインですが、カスタムはむしろ差異化を少なくした迫力顔のデザインといえます。

インテリアのレイアウトはベーシックモデルと変わらず、カラーリングをブラックにしたことでカスタムらしさを出しています。ステアリング手元についているPWRスイッチをオンにするとパワーモードに替わり、モーターのトルクがアップして力強い加速を実現できます。

車種について詳しく ⇒ スペーシアの評価記事

3位 ダイハツ ムーヴ

ニーズ

オールラウンドで使えるトールワゴンに乗りたい

概要
メーカー ダイハツ 車名 ムーヴ
JC08モード燃費 25.6〜31.0km/L エコカー減税 25〜75%
主要スペック
全長 全幅 全高 最小回転半径
3395mm 1475mm 1630mm 4.4m
室内長 室内幅 室内高 車両重量
2080mm 1320mm 1280mm 820〜890kg
新車価格 中古車相場価格
111.2〜147.4万円 72.5〜125.5万円

室内が広く、取り回しもラクでオールラウンドなユーティリティ性を持つダイハツのムーヴが3位です。現行モデル6代目は2014年の発売とサイクルの短い軽自動車では新鮮味が薄くなったため、2017年8月にビッグマイナーチェンジを行ったこと、またムーヴの派生車種である女性向けのムーヴキャンバスが好調な売れ行きを示していることが販売台数増加につながっています。

安全面ではダイハツの最新技術が盛り込まれた予防安全装置スマートアシストVが全グレードに標準装備されました(非装着車の選択も可)。その他、リアシートのラゲージ側にスライドレバー、Xグレードには運転席シートヒーターを備えるなど快適面やユーティリティ性でも改良が加えられています。

合計10色を揃えたムーヴのボディカラー

マイナーチェンジによるフェイスリフトはメッシュ仕様だったアッパーグリルを水平基調のシルバーメッキモールに変更しただけですが、好調な販売成績を上げている日産のデイズにも似た高級感と存在感が出ており、イメージ一新に成功しています。その他の変更点としてはXグレード以上に装着されるアルミホイールのデザインが変わり、足元が引き締まって見えるようになりました。

ボディカラーはツートーンが廃止され、合計10色のモノトーンだけの構成になっています。個性的な色はそのまま残っており、イメージカラーとなっているプラムブラウンクリスタルマイカの他、見た目鮮やかなファイヤークォーツレッドメタリック、女性に嬉しいライトローズマイカメタリックU、性別を問わずに乗れるディープブルークリスタルマイカなどが揃っています。

燃費効率を高めるムーヴのイーステクノロジー

軽自動車の燃費性能と操縦性の両立を車両全体の進化で向上させようという技術がダイハツのイーステクノロジー(e:S Technology)です。ムーヴにも投入されており、JC08モードは最高31.0km/Lとトールワゴンの中ではトップクラスの燃費効率を記録しています。

燃費に大きく関わるパワーユニットではトランスミッションのCVTと熱交換の最適化を行って走行性能の向上とスムーズな変速効果を実現、軽量高剛性のモノコック構造は軽いだけでなく路面から伝わる振動を適度に逃がす設計になっているので操縦安定性と静粛性、乗り心地を高めています。

その他、空力性能に優れたボディ形状や車体にかかる負荷をコントロールするサスペンションなど、細部までイーステクノロジーが及んでいます。

女性に大人気となったムーヴキャンバス

ムーヴと共通のプラットフォームを使って開発された女性向けの派生車種、ムーヴキャンバスは2016年9月に発売されました。ワーゲンバスに似たユニークな外観とパステル調のボディカラー、運転しやすいインパネ回りなどが個性的な女性から人気を集め、発売後約1ヶ月間の累計受注台数が月間販売台数目標の5000台を大きく上回る約2万台となりました。

デザイン性だけでなく実用性でも女性向けの装備がいろいろあります。代表的なのがトールワゴンで初めて採用されたスライドドアです。

後部席の乗降性よりも買い物や仕事の荷物を乗せやすくするための装備で、後部席座面下にある「置きラクボックス」を使えば、座席に乗せたくない荷物や不安定な底のバッグなども安定して積載できます。パッと積んでサッと運転できるスマートさがムーヴキャンバスの魅力のひとつとなっています。

車種について詳しく ⇒ ムーヴの評価記事

4位 ダイハツ タント

ニーズ

後部席の子供の世話がラクにできるスーパーハイトワゴンが欲しい

概要
メーカー ダイハツ 車名 タント
JC08モード燃費 24.6〜28.0km/L エコカー減税 20〜50%
主要スペック
全長 全幅 全高 最小回転半径
3395mm 1475mm 1750mm 4.4m
室内長 室内幅 室内高 車両重量
2200mm 1350mm 1365mm 920〜940kg
新車価格 中古車相場価格
122.0〜162.5万円 58.5〜132.8万円

軽自動車の主流となっているスーパーハイトワゴンはダイハツのタントから始まりました。人気が高まったのは2007年に登場した2代目からで、助手席側と後部スライドドアの間にあったセンターピラーを取り除いた「ミラクルオープンドア」が子育てママに大好評となり、初代の発売からわずか5年後の2012年にはタントシリーズ累計販売台数100万台を達成、N-BOX登場以前まで軽自動車の販売台数トップを堅持していました。

現行モデル3代目は2013年に発売され、2015年12月にマイナーチェンジを行っています。運転席側後部をスライドドア化、後部席フロアをフラットにしてユーティリティ性を向上させています。

しかしすでに5年経過モデルであるため新鮮味が薄くなっており、順位は4位に甘んじています。現行モデルはマイナーチェンジからもすでに2年近く経過、新型の登場が待たれるところです。

タントの室内は子育てママが安心できる内装

ミラクルオープンドアは現行モデルになってさらに使いやすくなりました。センターピラーのない助手席側開口部は1490mm、助手席のスライド幅は380mm、後部席スライド幅は240mmまで拡大されたので、これらを利用すれば最大695mmのフロアが生まれることになります。

A型ベビーカーを立たまずに助手席側から積み込んだり、子育てママがフロアに座って後部席の子供の世話ができます。

座面は撥水加工がしてあるので子供が飲み物や食べ物をこぼしても簡単に掃除ができ、助手席には肩口にシートバックレバーが装備されました。助手席で子供が寝た時でも運転席側からリクライニング調整ができます。その他、格納式リアサンシェードやフロントドアのスーパーUV&IRカットガラスなど、小さな子供を保護するための内装が充実しています。

メーターパネルの照明を利用して燃費効率を高められるタント

タントのJC08モードは自然吸気タイプが28.0km/L、ターボ装着タイプが26.0km/Lでスーパーハイトワゴンとしては平均的な数値です。車重がやや重いため、自然吸気タイプは燃費効率優先のためパワーを求めると物足りなさを感じます。ただしパワーを求めない女性が安心して運転できる配慮が随所に見られます。

最小回転半径は4.4mと短いので取り回しがラクなことに加え、上り坂の発進時にはアクセルからブレーキへ踏み変える際の後退を防ぐヒルホールドシステム、車線変更の際には方向指示スイッチを軽く押すまたは上げるだけで3回点滅するワンタッチターンシグナルなどが装備されています。

またメーターパネルの照明がアンバーからグリーンに変わるほどエコ運転であることを示すエコドライブアシスト照明がついているので、これを上手に利用すれば燃費効率を高めることができます。

子育てパパが乗りたいタントカスタム

子育てママを意識した柔和なフロントマスクを持つベーシックモデルに対して、若年層男性を意識したフロントマスクにしたのがカスタムです。LEDヘッドランプと一体化させたアッパーグリルとバンパー下部まで広げたロアグリル、それらを囲む太いシルバーガーニッシュによるデザインは軽カスタム系の中でもっとも存在感を示す迫力顔といえます。

室内色はブラックで統一、センタークラスターやインパネにはフロントマスクと同じように太いシルバーガーニッシュで加飾されています。センターメーターの照明がブルーに変わり、タコメーターが加わっています。インテリアのレイアウトはベーシックモデルと変わらず、快適装備も同一仕様です。子育てパパにぴったりの1台です。

車種について詳しく ⇒ タントの評価記事

5位 スズキ ワゴンR

ニーズ

モーターパワーだけで車庫入れできるオールラウンドな車種に乗りたい

概要
メーカー スズキ 車名 ワゴンR
JC08モード燃費 23.4〜33.4km/L エコカー減税 25〜80%
主要スペック
全長 全幅 全高 最小回転半径
3395mm 1475mm 1650mm 4.4m
室内長 室内幅 室内高 車両重量
2450mm 1355mm 1265mm 750〜840kg
新車価格 中古車相場価格
107.8〜153.0万円 63.8〜124.9万円

1993年に登場したスズキのワゴンRの初代はそれまで狭いことが当たり前だった軽自動車の室内を高く取ることで容積を増やしたエポックメイキングなトールワゴンです。

2006〜2011年までの間、軽自動車販売台数で連続NO.1の座をキープしていました。その後、ダイハツのタントを始めとするライバル車の増加で販売台数はやや低下しましたが、そのブランド力は今でも健在です。

2017年2月にフルモデルチェンジを実施、現行モデルは6代目となります。エクステリアは原点回帰の目的から初代を現代風にアレンジした個性あるデザインが特徴で、新型プラットフォームやハイブリッドシステムの採用などスズキの最新技術が盛り込まれており、スズキを代表する1台にふさわしい仕上がりとなっています。

ハイブリッドでトールワゴンNO.1の燃費を記録したワゴンR

JC08モード最高はトールワゴンでトップ数値となる33.4km/Lで、この燃費効率には軽自動車初搭載となるハイブリッドシステムが大きく貢献しています。

モーター機能付き発電機(ISG)と専用バッテリーで構成するスズキ独自のS-エネチャージを進化させたことが特徴となっており、従来と同じく発進時や加速時はモーターがエンジンをアシストすることに加え、モーターだけのクリープ走行も可能にしました。

新設計のプラットフォームHEARTECTの採用も燃費効率を高めた要因のひとつです。サスペンション部分まで骨格の一部として利用、屈曲した骨格をなめらかにつなぎ、合理的でシンプルな形状にデザインしたことで補強部品を削減しました。軽量化と高剛性化、そして乗り心地の良さまで追求したプラットフォームです。

シンプルでもセンスが良いワゴンRの内装

先代ワゴンRのインパネ回りはオーソドックスで特徴に欠けていた部分がありました。現行モデルはシンプルなレイアウトでもデザインに意匠を凝らしており、センス良くまとめています。

インパネ部分をテーブル状にしてセンターメーターのあるダッシュボードとの間に水平基調のエアコンルーバーを配置、はっきりと二分化したことでメリハリのあるイメージと視認性の良さを両立させました。

新型プラットフォームはエンジンルームの縮小によるキャビンの拡大も実現させました。室内長2450mmと室内高1265mmはトールワゴンの中でNO.1の容積となり、前後シート間隔が広くなったので大人が後部席に座っても足を組めるほどの余裕があります。後部席ドア内側にはこれも軽自動車初となるアンブレラホルダーが設置されました。

強い加速感を味わえるワゴンRスティングレー

ワゴンRのフロントマスクは3タイプ用意されています。自然吸気タイプのFAとHIBRID FXには大型ヘッドライトが特徴のスタンダードなデザイン、HIBRID FZにはヘッドライトを上下2段に分けてアッパーグリルにシルバーメッシュを採用した高級感のデザイン、そしてカスタムのスティングレーには縦型2連のヘッドライトにアッパーグリルを2段にして立体造形を深めたアメリカン調のデザインが与えられています。

スティングレー最上級グレードのHIBRID Tにはターボ装着エンジンが搭載されています。最高出力は軽自動車自主規制に従って47kW(64PS)を守っていますが、じつはこれに最大トルク50M・mのモーターパワーが加わるため、ライバル車のターボ仕様よりも強い加速感を味わうことができます。デザイン性だけのカスタムが多い中で、スティングレーの走行性能は一味違います。

車種について詳しく ⇒ ワゴンRの評価記事

6位 日産 デイズ

ニーズ

多少燃費が悪くても高級感のある軽自動車が欲しい

概要
メーカー 日産 車名 デイズ
JC08モード燃費 21.8〜25.8km/L エコカー減税 0〜25%
主要スペック
全長 全幅 全高 最小回転半径
3395mm 1475mm 1620mm 4.4〜4.7m
室内長 室内幅 室内高 車両重量
2085mm 1295mm 1280mm 1050〜1140kg
新車価格 中古車相場価格
115.7〜164.1万円 49.8〜120.0万円

三菱と共同開発した日産のデイズは2013年に発売され、以後、フルモデルチェンジがないまま現在も継続して販売されています。三菱の燃費データ改ざん問題や日産の検査不正問題などが発覚する度、一時的に販売台数が落ち込むものの、その後に回復するという偶発性のサイクルを繰り返しています。

2018年4月までの累計販売台数は前年比こそ95.3%と下回っていますが約5.3万台(デイズルークスを含む)となっています。

燃費性能はライバル車より悪く、しかも新鮮味がないにも関わらず一定の販売台数を売り上げているというのはそれだけデイズの持つ資質に人気がある証であり、デイズ最大のセールスポイントである普通車並の高級感をユーザーが求めているといえます。

とはいえ、緩やかでも人気が右肩下がりであることは間違いなく、日産の技術が活きた新型モデルの登場が待ち望まれています。

車種について詳しく ⇒ デイズの評価記事

7位 ダイハツ ミライース

ニーズ

燃費性能に優れたエントリーカーが欲しい

概要
メーカー ダイハツ 車名 ミライース
JC08モード燃費 32.2〜35.2km/L エコカー減税 50〜100%
主要スペック
全長 全幅 全高 最小回転半径
3395mm 1475mm 1500〜1510mm 4.4m
室内長 室内幅 室内高 車両重量
1935〜2025mm 1345mm 1240mm 650〜720kg
新車価格 中古車相場価格
84.2〜133.9万円 42.5〜118.5万円

ダイハツのミライースは燃費性能を追求した2BOXハッチバックタイプです。2011年に登場した初代はエントリーモデルであるミラのボディを流用した燃費効率特化型でしたが、2017年のフルモデルチェンジでは専用ボディが与えられ、エッジの効いたフロントマスクとシャープなキャラクターラインが入ったことで上質感が出ました。

ボディ形状は単なるデザイン性だけでなく、空気抵抗を減らす役割も担っています。cd値は初代よりも向上して0.29を達成しました。燃費効率のための工夫はボディ軽量化にも表れています。

軽量高剛性ボディDモノコックには改良が加えられ、サイドフェンダーやバックドア、燃料タンクには樹脂パーツが使われています。パワーユニットも進化しており、JC08モードは最高35.2km/Lを達成しています。

車種について詳しく ⇒ ミライースの評価記事

8位 スズキ アルト

ニーズ

多人数があまり乗ることはないので経済的な車に乗りたい

概要
メーカー スズキ 車名 アルト
JC08モード燃費 25.2〜37.0km/L エコカー減税 50〜100%
主要スペック
全長 全幅 全高 最小回転半径
3395mm 1475mm 1475〜1500mm 4.2〜4.6m
室内長 室内幅 室内高 車両重量
1985mm 1255mm 1215mm 610〜700kg
新車価格 中古車相場価格
84.7〜124.5万円 35.5〜79.5万円

スズキのアルトは経済性を重視した2BOXハッチバックカーです。初代はセカンドカーとしての役割を追求した商用ボンネットバンで、節税型軽乗用車のジャンルを築いた名車です。

その後、軽自動車の主流がトールワゴンに移行したことから目立たないエントリーカーのポジションに甘んじていましたが、2014年12月に登場した8代目は原点回帰を目的として開発され、再び経済性に優れた車種として販売されました。

スズキの新型プラットフォームHEARTECTを最初に採用した車種で、サスペンションを始めとする各パーツを刷新できたことにより大幅な軽量化を実現できました。

車両重量610kgは軽乗用車でもっとも軽く、JC08モード最高37.0km/Lもガソリンエンジン搭載車でNO.1の燃費効率となります。初代をリスペクトして販売価格は最低84.7万円という安価に設定し、イメージカラーも初代と同じく赤が使われています。

車種について詳しく ⇒ アルトの評価記事

9位 スズキ ハスラー

ニーズ

アウトドアの趣味に役立つSUVに乗りたい

概要
メーカー スズキ 車名 ハスラー
JC08モード燃費 24.2〜32.0km/L エコカー減税 25〜80%
主要スペック
全長 全幅 全高 最小回転半径
3395mm 1475mm 1665mm 4.6m
室内長 室内幅 室内高 車両重量
2035〜2160mm 1295mm 1250mm 770〜870kg
新車価格 中古車相場価格
110.0〜163.0万円 72.5〜124.5万円

スズキのハスラーはアウトドアを楽しむユーザーに向けて開発したSUVタイプで2013年12月に発売されました。フルモデルチェンジを行っていませんが、2018年4月までの累計販売台数は2.2万台と趣味性の高い車種にしては安定した人気を保っています。2017年12月にはハスラーのデザインをそのままコンパクトカーサイズまで拡大したクロスビーが登場しました。

ハスラーのエクステリアは都市圏で乗っても違和感のない個性的なデザインにまとめられていますが、悪路走行でもしっかりと実力を発揮するところに最大の魅力があります。

最低地上高を180mmにしてロードクリアランスを確保、アプローチアングルとデパーチャーアングルを深く取って起伏のある未舗装路でも接地を軽減させる工夫が施されています。単なる格好だけのSUVでないことが安定した人気の要因といえます。

車種について詳しく ⇒ ハスラーの評価記事

10位 ホンダ N-WGN

ニーズ

自然吸気エンジンで快適に走るトールワゴンが欲しい

概要
メーカー ホンダ 車名 N-WGN
JC08モード燃費 24.2〜29.4km/L エコカー減税 25〜75%
主要スペック
全長 全幅 全高 最小回転半径
3395mm 1475mm 1655〜1675mm 4.5〜4.7m
室内長 室内幅 室内高 車両重量
2025mm 1355mm 1300mm 830〜880kg
新車価格 中古車相場価格
109.0〜145.0万円 68.9〜135.5万円

ホンダのN-WGNはスーパーハイトワゴンのN-BOXと共通のプラットフォームを使って開発したトールワゴンです。販売台数ではN-BOXに遠く及ばず、またトールワゴンのライバル車からも水を開けられており、2018年4月までの累計販売台数は2.6万台、前年比も84.7%まで下がっています。

N-WGNはN-BOXより2年遅れとなる2013年に登場しました。以後、モデルチェンジを行っておらず新鮮味が薄いことやネームバリューの弱さなどが10位に甘んじている要因といえます。

しかし燃費性能はJC08モード最高29.4km/Lとトールワゴンの中ではトップクラス、室内はセンタータンクレイアウトを採用していることから十分な広さを持っており、その実力はライバル車に引けを取りません。

自然吸気エンジンの最高出力は43kW(58PS)とトールワゴンの中でもっともパワフルなので、走行性能を求めるならN-WGNを選択肢に入れた方が賢明です。

車種について詳しく ⇒ N-WGNの評価記事

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