ミラバンの評価・レビュー
| 写真 | 概要 | 詳細 | |
|---|---|---|---|
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メーカー | ダイハツ | |
| 車名 | ミラバン | ||
| JC08モード燃費 | 22.2～24.2km/L | ||
| エコカー減税 | 重量税25％減税 取得税20％減税 |
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| < 主要スペック > | |||
| 全長 | 全幅 | 全高 | 最小回転半径 |
| 3395mm | 1475mm | 1530mm | 4.2m |
| 室内長 | 室内幅 | 室内高 | 車両重量 |
| 1260mm | 1255mm | 930mm | 710kg |
| 新車価格 | 中古車相場価格 | ||
| 74～95万円 | 10～60万円 | ||
商用バンの究極形！ミラバンの評価・特徴
ミラバン（ダイハツ）は、ダイハツを代表する大ヒット軽自動車「ミラ」のなかでも主に商用車部門を担うモデルです。（軽貨物4ナンバー車） リースなどで営業車として用いられることが多いため、贅沢を感じさせる装備は一切ないと言っても過言ではありません。
荷物を積んで移動するという、車本来の役割をむしろはっきりと感じさせてくれるモデルであるとも言えるでしょう。
エンジンやミッション、サスペンションなど軽自動車の名車とも言える「ミラ」と共通でもあり走りが劣るなどということはありません。
フラットで広い荷室空間は働く車にピッタリ！
リアシートを畳んでしまうと、そこにはステーションワゴン級の広大でフラットな荷室空間が出現します。
軽自動車の中でもミニマムと言えるコンパクトボディのミラですが、フロント＆リヤのオーバーハングが極限まで切り詰められ、室内空間をしっかりと確保しているため、外見からは想像できないほどのラゲッジ容量を誇ります。
営業マンにとって、頼もしい積載力であるのはもちろん、荷物を運ぶ機会が多く、小回りの効くコンパクトな車を求めている方には良い選択肢となるのではないでしょうか。
ホイールベースが長めで、タイヤがボディーの4隅に配置されていることから抜群の安定感も有しています。また、ボンネットが小さめで、前傾していることもあり抜群の見切りの良さを備えています。
後席は本当に緊急時には、座ることも一応可能ですというおまけ程度のもので、大柄な方がここに座るのはかなり厳しいかもしれません。
シンプルイズベスト！迷うことのないインパネ周り
今時の軽自動車は、もはやそれが軽自動車であることを忘れさせるほどに、豪華で多機能なインパネ周りとなっていることが当たり前にさえなってきています。
しかしながら商用車としての使用をメインターゲットとするミラバンは、そのような豪華志向は一切感じられず、潔いほどまでに機能が絞りこまれています。シンプルなインパネ周りは、どこか懐かしいような昔ながらの軽自動車の雰囲気を醸し出しています。
余計なものが付いていないということは、すなわちスイッチ類の操作部分も少ないということで、逆に言えば操作に迷う要素もほとんどないと言うことができるでしょう。
ダイヤル式のマニュアル操作のエアコンも、良く言えば単純操作で間違いなく人間の思いのままに操ることができるとも言えます。コンピューター制御のフルオートエアコンも便利ですが、予期せぬ挙動を示すことがあるのもまた事実。マニュアルエアコンを好む方も案外いらっしゃると思います。
仕事に必要な機能はしっかりと確保！
今時パワーウィンドウがオプション扱いの車は、営業車を除いて殆ど無いと言っても差し支え無いと思いますし、助手席のサンバイザーやフューエルリッドオープナーまで省かれています。
本当に無い無い尽くしかと心配になってしまうかもしれませんが、必要な装備はしっかり標準装備となっていますので安心してください。
運転席側に配置されたドライバーズボックスや、ドアポケットは書類などを収納しておくのに便利です。インパネアッパーポケットには携帯電話が収まり、停車中に掛かってくる電話にも即応できることでしょう。
ショッピングフックにはコンビニ袋を下げておくのに重宝しそうですし、カップホルダーもちゃんと備えています。
意外なことに!？キーレスエントリー・パワードアロック・セキュリティーアラームは標準装備になっています。セキュリティーアラームは車を守るというよりむしろ、車内の顧客資料や社内機密を守るといった意味合いがあるのかもしれません。
12Vのアクセサリーソケットもありますので、USB変換アダプターやACコンバーターなどがあればスマートホンの充電や、ノートPCへの給電＆充電も可能となってくるでしょう。本当に仕事をする方のニーズはしっかり満たしているのだと感心させられます。
万が一でも安心の安全装備
豪華装備は徹底的に削られているものの、安全に関する装備については妥協はありません。一昔前はABSやデュアルエアバッグが装備されていることで自動車保険が割引になるほどの先進的装備でしたが、いまや軽自動車の最廉価グレードにまで装備されるほどの必須装備になっています。
万が一の接触事故の際には、衝突安全ボディーTAFによって居住空間が守られます。衝撃分散式ボディー構造や、高張力鋼板の採用により、軽量化を果たしつつも安全性は向上しています。
ミラバンは中古車も比較検討してみよう！
ミラバンは、日本で新車で買える最も安い自動車のうちの一つであり、マニュアルの最廉価グレードでは74万円ほどで販売されています。そのため中古市場でも比較的新しい年式のものでも、かなりお手頃価格で販売されていることが多いです。
営業車のリースアップの車歴をもつ中古車が多いことから、走行距離が長めのものが比較的多くなっており、価格の引き下げ要因になっています。安いものですと10万円台ごろから、高くても60万円程度に収まるものが多くなっています。
元営業車の車は、リース会社によってしっかりとメンテナンスがされている可能性がある一方で、中にはラフに乗られている車もあります。そのため出来る限り実際に試乗して、エンジンや足回りの調子を確かめるのが良いでしょう。
装備にこだわりなく、とにかく安く車を手に入れたい方には特におすすめです。
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